【50代男性(骨髄異形成症候群)1級】療養生活で筋力低下・認知障害も

男性:50代・無色
傷病名:骨髄異形成症候群
決定した年金種類と等級:障害基礎年金1級
支給月から更新月までの支給総額:約560万円

●ご相談に来た時の状況

会社の健康診断で「貧血」を指摘され、医療機関を受診。骨髄検査の結果、骨髄異形成症候群(白血病)と診断された。
経過観察を続けながら会社の配慮もあって何とか勤務していたが、定期的な輸血が必要となるなど症状が悪化し会社を退職。
退職後、さらに症状が悪化。特に貧血状態が深刻で、めまいが酷く度々倒れるようになり、自宅でも床に就いた生活になった。
筋力低下で歩行困難となり、更に認知症状が出てきた。
現在、筋力低下・認知障害の進行で入院中。転倒リスクなどがあるため、病棟ADL全般に見守りが必要な状態。
インターネットで障害年金という制度を知り、ご家族が当センターにご相談にこられました。

●弊センターによるサポート

白血病や骨髄異形成症候群など血液の疾患での申請の場合、ヘモグロビン濃度・血小板数・常リンパ球数などの検査数値、輸血や補充療法の頻度はもちろんですが、認定時の具体的な日常生活状況(一般状態区分表)が重要な要素となります。
ご家族との面談で日常生活における困りごとや気をつけていることを丁寧に聞き取り、病歴・就労状況等申立書に記載しました。
主治医にもその状況をお伝えし、一般状態区表もご家族の申立に沿ったご判断をいただけました。

●結果

提出後2ヶ月で障害厚生年金1級の受給が決定しました。
経済的不安が少し解消し、治療に専念できるとお喜び頂きました。