【50代女性(腎不全)2級】初診証明の不備で自分で2度申請し不支給

50代・女性・無職

女性:50代・無職
傷病名:慢性腎不全
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの支給総額:約380万円

●ご相談に来た時の状況

小学生時の健康診断で腎炎を指摘され、大学卒業時には腎臓障害と診断されました。就職後も通院しながら勤めていましたが病状は改善しないまま、10年程前に人工透析を開始しました。その時期に自分で障害年金の申請を2度行いましたが、いずれも不支給決定となり、落胆されていました。最近になって知人より当センターの事を聞き、ご家族の方と一緒に来られ、受任となりました。

●弊センターによるサポート

ご自身で2度申請された際の不支給の原因が初診日の証明が不備であると判断しました。
当時の医療機関は閉院しており、カルテもありません。
ご自分でインターネットなどで調べて、第三者証明もされていましたが、不十分なものでした。
長期にわたって進行する病気ではよくあることです。
通院された数々の医療機関、勤務先や小学校~大学までの通知表やご友人などを丁寧にたどり、20歳前に発症されていたことを証明する書類を揃える事ができました。
また長期にわたる通院歴をお持ちのため、病歴・就労状況申立書もかなり長くなりましたが丁寧に詳細を記載しました。結果、経緯や病状を診断書に反映していただくことが出来、受給する事が出来ました。

●結果

提出後2ヵ月で障害基礎年金2級が決定しました。