【40代女性(知的障害/発達障害/うつ病)2級】大人になってから知的障害の診断

40代・女性(うつ病・知的障害・発達障害)

●ご相談に来た時の状況

幼少期のころも知的障害を指摘されなかった。
小・中学校、高校もなんとか普通学校を卒業。
約2年前に体重の激減により生命の危険を感じて、医療機関を受診。
アルバイト先で仕事がいつまでたっても憶えられない、ミスが多い等で怒られ、
うつ状態となったことが直接の原因だった。
この医療機関で、軽度の知的障害・発達障害であったことが判明。
お母さまが知的障害で障害年金の請求をしたが、不支給。
現在も、ご自身では日常生活を送ることは困難で、お母様のサポートが必要な状態。
お母さまも70歳になられ、「娘の将来が心配」とご相談に見えました。

●当センターによるサポート

知的障害は一度ご自分で請求して、不支給となった場合、まず障害年金は無理と思ってください。
障害年金の生涯受給予想額 3000~4000万円がかかってくる大勝負です。
慎重に進めることが大切です。知的障害での障害年金申請は1発勝負です。

ご相談者の場合、いろいろお話をお伺いすると、「うつ病」と診断されている事が判りました。
・軽度知的障害(IQがおおむね70以下)を基礎に抑うつ状態が遷延。
・うつ病の症状が酷く、就労不能な状態となっており、
   日常生活にも多くの制限があり、もっぱら母親に頼っている状況
でしたので、障害年金を受給できる可能性は高いと判断しました。

ご相談者さまは、年金の納付要件を満たしていませんでした。
しかし、厚生労働省の障害年金ガイドラインには
「知的障害と診断された人が、後からうつ病が発症した場合、知的障害が起因して発症したという考え方が一般的であることから同一疾病とする」と定められています。
つまり、初診日は出生日となり、納付要件は問われないのです。

新たに診断書をとり、請求をすることにしました。
知的障害・発達障害・うつ病により、
不適応行動(ひきこもり、大声を出して暴れるなど、自分の行動をコントロールできずに周囲を困惑させたりする行動)等により、日常生活に著しい制限があることを記載して頂きました。

●結果

障害基礎年金2級の認定を得ることができました。