【50代男性(肝硬変/肝癌)認定日3級/事後重症2級/死亡直前1級】死亡後の申請

50代・男性(肝硬変・肝がん)

●ご相談に来た時の状況

約7年前、勤め先の健康診断で糖代謝と肝機能の異常を指摘されたが、自覚症状がなかったので、医療機関を受診しなかった。
その後、黄疸などの症状が出現し、受診した。
肝炎から、肝硬変・肝がんと病状が進行し、初診後、約5年経過で死亡。
ご本人存命中に奥様が請求の準備を始めたが、看病に追われて中断した。
その後、ご本人死亡後でも請求ができないかと相談に来られました。

●当センターによるサポート

当センターのすすめにより、奥様が未支給年金を申請することになりました。
まず、認定日時点の検査結果を確認しました。
3級に該当すると判断し、認定日当時の診断書と死亡直前の診断書で請求しました。

●結果

認定日に3級認定、死亡直前の2級が決定しました。
更に、死亡直前1級と職権改定されました。
・認定日~死亡月までの障害年金を一時金として受給することになりました。
・遺族年金も長期要件から短期要件へと裁定替えされ、300月の保証がつきました。
・中高齢寡婦加算が適用となりました。
奥様にとっては有利な裁定となりました。