【30代男性(てんかん)3級】社会的治癒を主張!障害厚生年金3級認定に

30代・男性(てんかん)

●ご相談に来た時の状況

幼少期にてんかん発作を起こし、通院していた。
中学生になると、発作が全くなく治療を中止。
大学卒業後、会社員となり、様々な資格を取得しするなど活躍していた。
この間、15年以上抗てんかん薬を服用しなくても、発作は起きなかった。
約6年前にてんかんが再発。
生活のために会社勤務を継続していたが、職場で発作を起こし、転倒し怪我を負った。
就労に支障をきたすようになり、退社。
その後は、複数の会社に入社するが、いずれもてんかん発作で退社していた。

●当センターによるサポート

当センターで症状をお聞きしたところ、「3級程度」と判断しました。
つまり、国民年金加入期間や20歳前に初診日があると、「障害程度不該当」で障害年金は支給されません。
病歴を詳しくお聞きすると、
・幼少期~小学校はてんかんの治療をしていた。
・中学~再発の15年以上、てんかんで医療機関を受診されていなかった。
・再発したときは厚生年金に加入していた。
この条件から、「社会的治癒」を主張して、再発時を初診として「障害厚生年金」を請求しました。

●結果

障害厚生年金3級の認定を得ることができました。また、認定日請求が認められ、過去5年近くの年金を一度に受け取ることができ、大変喜んでいただきました。