【20代男性(中程度知的障害)2級】成人後の療育手帳取得にも尽力

20代・男性(知的障害)

●ご相談に来た時の状況

中程度知的障害と16歳からの外傷性てんかんの症状。
幼児期よりの知的障害で小学校から、苛めにあっていた
夜間高校に進学。何とか高校は卒業した。
理解のある会社で現場で働いていたが、同僚に騙されたり、詐欺にも会い、大きな借金を背負うことになった。
周囲から「特別支援学校に行っていないと障害年金はもらえない」「高校を卒業していると障害年金はもらえない」などとと言われ、困っていらっしゃいました。そのような時、当センターのHPを見てお母さまが、年金受給の可能性をご相談に来られました。

●当センターによるサポート

生育歴や詐欺、借金などの事件に関しても詳しくお伺いしました。
現在は働くことにも日常生活にも、様々な支障があることのことでしたので、具体的に病歴・就労状況申立書に記載しました。
ご両親が「療育手帳」の取得に関して誤解されておられ抵抗をお持ちでした。担当者がご本人の将来を考え、療育手帳の目的などお話し、誤解を解くことが出来ました。更に療育手帳の取得もお手伝いしました。大変感謝していただくことになりました。

●結果

20才到達時からの障害基礎年金2級が決定し、遡及が出来ました。