【40代女性(慢性腎不全)2級】中学の検診で病気が判明、現在は人工透析

40代・女性・無職

女性:40代・無職
傷病名:慢性腎不全
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの支給総額:約380万円

●ご相談に来た時の状況

中学校の健康診断で、「タンパク尿」を指摘され、医療機関を受診。腎炎と診断されました。その後運動は一切禁止されましたが、通院を続けて高校を卒業する事が出来ました。
就職してからも通院しながら、何とか勤務を継続していましたが、次第に病状が増悪して人工透析を開始し、転職も繰り返したため将来の不安からインターネットで検索して障害年金の制度を知り、相談に来られました。

●弊センターによるサポート

幼少期は外国での初診でしたので、証明書を入手する事が出来ず、事後重症に切り替えて申請する事になりました。その後の病院は現在までの病歴を取得する事が出来た為、職場や日常生活の状況を申立書に詳しく記載し申請する事が出来、無事2級に決定されました。

●結果

提出後2ヵ月弱で障害基礎年金2級が決定しました。

【外国籍の方の障害年金】
昭和57年1月1日に、日本は難民条約を批准しました。
それまでの国民年金法には国籍要件があり、日本国籍を有する者しか加入できませんでした。従って、昭和56年以前に初診日がある障害については、障害年金の申請ができません。
つまり、

  • 昭和56年以前の初診日であれば受給は不可能です。
  • 昭和57年以降であれば、保険料の納付状況により、障害年金の受給は可能です。
  • 厚生年金加入期間に初診日があった場合、保険料の納付状況により、障害年金の受給は可能です。
  • 昭和57年1月1日時点で未成年であった方は請求が可能です。