【60代男性(僧帽弁閉鎖不全症/人工弁置換)3級】認定日特例で速やかな申請

60代・男性(僧帽弁閉鎖不全症)

●ご相談に来た時の状況

10年ほど前、明け方突然の高熱で会社の提携病院を受診。
精密検査の結果、心臓の弁が原因と判明し人工弁置換手術を受けた。
手術後も血圧が不安定だった。職場復帰後は営業から事務に配置換えしてもらい、何とか働いていた。
そんな時、会社の同僚から障害年金の制度がある事を聞き、弊社に来られ受任となりました。

●弊センターによるサポート

人工弁置換術は、原則障害厚生年金の3級に認められます。
しかし、初診時に「厚生年金」であることが証明できなければ年金は不支給となります。
・先天性の病気(例:先天性二尖弁など)が原因ではないこと
・20歳前にWPW症候群と診断され、カテーテルアブレーション術などを受けたことがないこと
・20歳前に不整脈と診断されていないこと
などが問題になるケースがあります。
このような点に注意して聞き取りを行うと同時に、人工弁置換に関しては、「人工弁を置換した日が障害認定日」となりますので、遡及の時効期間を少しでも少なくするため、速やかな申請を心掛けました。

●結果

提出後2.5ヵ月で障害厚生年金3級が決定しました。