【精神障害者保健福祉手帳で受けられるサービス】
◆最近のご相談事例(一部)◆
・うつ病
・統合失調症
・脳腫瘍
・人工関節
今日も暑いですね。
昨日から3回に分けて、【障害者手帳で受けられるサービス】の
お話しをしています。
第1回:身体障害者手帳(8月1日の記事をご覧ください)
第2回:療育手帳(8月2日の記事をご覧ください)
第3回:精神障害者保健福祉手帳
今日は【精神障害者保健福祉手帳で受けられるサービス】をお話しします。
どんなところに、どんなサービスがあるのか?
知らないことには、精神障害者保健福祉手帳のメリットは活用できません。
精神障害者保健福祉手帳で受けられるサービス
医療費助成、手当
【自立支援医療(精神通院医療)】
何らかの精神疾患(てんかんを含む)により、通院による治療を続ける必要が
ある程度の状態の方が対象となります。
医療費の自己負担額が軽減されます。
申請は市町村の担当窓口です。
<対象>
・統合失調症
・うつ病、躁うつ病などの気分障害
・不安障害
・薬物などの精神作用物質による急性中毒又はその依存症
・知的障害
・強迫性人格障害など「精神病質」
・てんかん など
<自己負担額>
一般の方の場合、健康保険で通常3割負担のところを1割に軽減。
(例)かかった医療費が10,000円の時
通常:3,000円(健康保険…3割負担)を医療機関に支払い
本制度:1,000円を支払い
さらに、この1割負担が大きい金額になる場合、支払い金額に上限があります。
上限額は、世帯の所得に応じて異なっています。
【特別障害者手当】
国の制度です。
在宅で、常時介護が必要な20歳以上の方で、
身体又は精神に最重度の障害を持つ方が対象です。
月額26,810円です。
申請は市町村の担当窓口です。
※障害年金との併給が可能です。
【傷病手当金】
傷病手当金とは、健康保険の加入者が、
業務外の病気やケガで働くことができない状態になったとき、
給与の2/3の額を最長で1年6ヶ月受け取ることができる制度です。
傷病手当金は健康保険協会、健康保険組合、共済組合から
支給される給付です。
そのため、自営業者などの国民健康保険の加入者は対象になりません。
【その他手当の支給など】
地方自治体によっては、
福祉手当、通所交通費の助成がある場合があります。
市町村の担当窓口でご確認ください。
所得税・住民税の障害者控除・相続税や贈与税の特例
ご本人、控除対象配偶者や扶養親族が療育手帳を交付されていると、
一定の金額の所得控除を受けることができ、所得税や住民税が軽減されます。
ほかにも相続税や贈与税でもさまざまな特例が受けられます。
(例)
所得税の控除
1級は40万円の控除
2級・3級は27万円の控除
住民税の控除
1級は30万円の控除
2級・3級は26万円の控除
相続税の控除
1級は85歳に達するまでの年数1年につき×12万、
2級・3級は85歳に達するまでの年数1年×6万)
贈与税の非課税
1級は非課税6,000万
2級・3級は3,000万)
手続きは年末調整か確定申告で行います。
自動車税・取得税の減免
自動車税、取得税の減免。
特殊仕様車(福祉改造車両)の改造費用助成
消費税の非課税。
保健医療
こころの健康や医療について、
全国にある保健所や保健センター、精神保健福祉センターにて、
幅広く相談を受けつけています。
どこに相談してよいのかわからないときに利用しましょう。
住まい・生活支援
就労支援サービス
お住いの市町村役場の福祉課にご相談ください。
その他
身体障害者手帳をお持ちの方がいる世帯で、かつ世帯構成員全員が市町村民税(特別区民税含む)
□「障害年金」も併せて申請を!
障害年金と障害者手帳は別の制度です。
・障害者手帳は「サービス」を受ける
・障害年金は、「年金」を受給する
制度です。
認定の基準も対象となる傷病も異なります。
障害年金の申請は、お気軽にお問い合わせください。
初回面談は無料です。
当センターは病気やけがで苦しむ方やそのご家族の方が
障害年金で、少しでもご安心頂けるように
申請のお手伝いをいたしております。
社会福祉士・社会保険労務士のダブルライセンスで、
誠実・迅速・丁寧をモットーにご相談者様とのご縁を大切に
運営いたしています。
初回無料面談で、
受給の可能性、見込み金額、受給要件などについて
お話ししています。
お気軽にお問い合わせください。
兵庫・大阪障害年金相談センター
(運営:社会保険労務士法人 牧江&パートナーズ)
〒 662-0971 西宮市和上町5番9号 西宮ビル